<基本アイテム その2  Pastry Cream: カスタードクリーム>

Pastry Cream (Custard Cream) : カスタードクリーム

Pastry creamとして、①Crème Patissierre、②Crème Diplomat、③Crème Anglaize、③Crème Chiboust の4種類を使い分けています

①Crème Patissierre : クレームパティシエール

シュークリーム用のFillingやカスタードクリームとして使用します。Creme Diplomat : クレームディプロマットは、クレームパティシエールとホイップクリームを混ぜ合わせたものです。

creme patissier

Ingredients: 成分組成は下記のとおりです.

Estimated net volume500gram   250gram        
①Whole Milk400gram200gram
②Egg yolk(L size)4(80gram)2(40gram)
③Superfine Sugar75gram36gram
⓸Cake Flour16gram(2tbsp)8gram(1tbsp)
⑤Cornstarch14gram(2tbsp)7gram(1tbsp)
⑥Vanilla oil6drops (any you need)any you need

好みでブランデーを混ぜることもあります。混ぜるとカスタードの日持ちがよくなります。flavorとして、vanilla oil(バニラオイル)を香料に使用しています。好きなだけ滴下してください。ただしvanilla oilは最終段階で混合しましょう。味わいに深みが欲しいときはcake flour (薄力粉)とcornstarch(コーンスターチ )のvolumeをを最大3倍量まで増量できますが、入れすぎると粉っぽくなりますので注意が必要です。cornstarchをrice powder(米粉)に置換することも可能です。好みで様々なcustardを作ることができます。

②Crème Anglaize :クレームアングレーズ


 スフレや白身魚などの料理に使用します。粉類が入っていませんのでサラッとしています。ソースと呼ぶべきものかもしれません。

クレームアングレーズ

成分組成は以下の通りです。

Ingredients  
①Egg Yolk(L size)5(100gram)2(40gram)
②Superfine Sugar100gram45gram
③Whole Milk200gram180gram
⓸Heavy Cream200gram75gram
⑤Vanilla Extract30ml(2tbsp)18gram
* 0range Liquor15gram
Net Volume (estimated)500gram250gram

好みでオレンジリキュールを混ぜるとさらにおいしくなりますが、魚料理などにこのまま使用したほうがいいような気がします。自由度の高いソースですので好みで微調整ください。

③Crème Chiboust : クレームシブースト

サントレノやシブーストのFillingとして使用します。クレームパティシエールとメレンゲ(フレンチメレンゲ、またはイタリアンメレンゲ)を混ぜ合わせたものです。

Chiboust cream

イタリアンメレンゲを使用する際の成分組成は以下の通りです。

Pastry CreamAmountItalian MeringueAmount
①Whole Milk500gam①Egg White(L size)4(120gram)
②Superfine Sugar11gram②Acid (a)or(b)
③vanilla Oilany:(a)Lemon juice5gram
⓸Egg Yolk4(80gram):(b)Creme of Tartar2gram
⑤Superfine Sugar22gramSyrup
⑥Plain Flour20gram①Superfine Sugar125gram
⑦Cornstarch20gram②Water50gram
*Gelatin Powder4gram③Lemon Juice2gram

フレンチメレンゲを使用する際は卵白と砂糖の混合重量比を1:1~1:2として作成しています。イタリアンメレンゲとクレームパティシエールの温度が同じくらいになって両者を混ぜ合わせます。*ゼラチンは単にカスタードクリームを安定化させるために使用しているだけですので必要ないオプションかもしれません。