②Quantum Emission Rate(ERq)の算出方法について
ERqを計算するにあたり、まず想定される呼吸状態により発生するエアロゾルの直径(Di)とDiに対応する個数濃度(飛沫数/cm*3)を実験して求める必要がある。Morawaskaらにより下記のようなデータが報告されている(4).
バイオエアロゾルの飛沫径のほとんどが10μm以下であるので、ある呼吸状態におけるERqは以下の体積積分で求めることができる。
想定される4種類の呼吸状態jを考慮するとこれらを全て加えて、
吸入率(m*3/h) = Nbr x VbrとしてIR(Inhalation Rate)と置き換えている。