Case 24-6; COVID-19 AT part1 : 感染性飛沫の発生機転と空気感染(バイオエアロゾル感染)の関係、Quantum Generation Rate、Wells–Riley方程式について
COVID-19の感染パターンにおいて、①飛沫感染、②バイオエアロゾル感染(≒空気感染)の2つが主体であることが明らかになってきた。この2つに比べ、接触感染が生じるリスクは非常に低いと考えられ、根本的に感染対策の矛先を修正する必要性が出てきた。飛沫数、到達距離、エアロゾル、Wells–Riley の方程式に関して検索し得た文献の範囲で若干の考察を加えた。