この症例一覧

Case24-8; COVID-19 vaccine part2: ①中和抗体(Neutralizing Antibody)とは何か?、②抗体価とは?、③mRNAワクチンで誘導される抗体、④スパイク蛋白(Spike Protein)に生じるアミノ酸変異が及ぼす中和活性への影響とは?

mRNAワクチンの職域接種にあたり、中和抗体について①血清抗体価と中和抗体価の関係、②S蛋白領域のアミノ酸変異による影響、③RBD及びNTDマップと中和抗体の認識部位についてpubmedで検索し得た範囲でUPDATEを行うとともに若干の文献的考察を加えた。

Case24-8; COVID-19 vaccine part1: ①COVID-19のワクチンにはどんなものがあるか?②スパイクタンパクとRBD/RGDについて、③mRNAワクチンの構造、局所反応、副作用、効果について、④抗体依存性感染増強効果(ADE)について

COVID-19-mRNAワクチンの高齢者限定の接種が開始されたのでmRNAワクチンについて、その構造、局注部位の反応、副反応、有効性、懸念される副作用としてのADE(抗体依存性疾患増強効果)について若干の文献的考察を加えてUPDATEした。

Case24-7 part2; COVID-19 transmission route part2: 東アジア諸国における市中感染が欧米諸国に比べて桁外れに非拡張性である原因に関して考えられる原因と即効性があると考えられる感染拡大防止対策について

COVID19感染症がパンデミックとなって1年を経過したが東アジア諸国での総罹患患者数は世界全体での総数の2-3%を占めるに過ぎない。COVID19感染症は欧米諸国に主座を置く感染症であると言っても過言でないほどの格差が生じており、我が国の感染拡大もほぼ海外からの持ち込み株に起因する状況である。この拡張性の違いに関して数物理論を交えて文献的考察を行った、また、そこから考えられる人流を制限することなく感染拡大を収束させる最も効果的な感染拡大防止策について若干の数理的考察を行った。

Case 24-7part1; COVID-19 Transmission Route-part1: ①感染経路別の感染リスク(特に飛沫感染とバイオエアロゾル感染)に関して、②サージカルマスクの飛沫拡散防止効果と感染リスクについて

COVID19感染症の大多数がなぜ鼻咽頭感染主体の軽微症状もしくは無症候性なのか、感染経路別のリスク、マスクの予防効果について最近分かってきた新たな事実に関して若干の文献的考察を加えてUPDATEとともに算術的評価を行った。また、基本対策を実践するにあたり盲点や今後の課題について考察してみた。