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Case24-7 part2; COVID-19 transmission route part2: 東アジア諸国における市中感染が欧米諸国に比べて桁外れに非拡張性である原因に関して考えられる原因と即効性があると考えられる感染拡大防止対策について

COVID19感染症がパンデミックとなって1年を経過したが東アジア諸国での総罹患患者数は世界全体での総数の2-3%を占めるに過ぎない。COVID19感染症は欧米諸国に主座を置く感染症であると言っても過言でないほどの格差が生じており、我が国の感染拡大もほぼ海外からの持ち込み株に起因する状況である。この拡張性の違いに関して数物理論を交えて文献的考察を行った、また、そこから考えられる人流を制限することなく感染拡大を収束させる最も効果的な感染拡大防止策について若干の数理的考察を行った。

Case 24-7part1; COVID-19 Transmission Route-part1: ①感染経路別の感染リスク(特に飛沫感染とバイオエアロゾル感染)に関して、②サージカルマスクの飛沫拡散防止効果と感染リスクについて

COVID19感染症の大多数がなぜ鼻咽頭感染主体の軽微症状もしくは無症候性なのか、感染経路別のリスク、マスクの予防効果について最近分かってきた新たな事実に関して若干の文献的考察を加えてUPDATEとともに算術的評価を行った。また、基本対策を実践するにあたり盲点や今後の課題について考察してみた。

Case 24-6; COVID-19 AT part3: 空間における飛沫(エアロゾル)の描く軌跡を考える際、体温から受け取る吸熱効果(thermal effect)を考慮する必要がある。感染者との距離が72cm以内になるとマスクの予防効果は著しく低下すると考えらる。また、待合室や商業スペースにおいてバイオエアロゾル感染のリスクを最小限に抑える空調/換気ルートの確保が必要である。

呼気により発生したバイオエアロゾルは、thermal effectにより天井面を伝う方向に拡散する。バイオエアロゾルの軌跡を考慮した上でどのような感染対策が効果的であるか考えてみました。

Case 24-6; COVID-19 AT-part2 : 閉鎖空間におけるCOVID-19バイオエアロゾル感染のリスクをどう見積もるか?感染症の数理モデル(SEIR)とWells-Rileyの方程式の連結とQuantum Emission Rate(ERq)の算出方法、満員電車における感染リスクについて

Wells-Reily方程式、SEIRモデルを連結することで閉鎖空間におけるバイオエアロゾル感染のリスク予測が可能となる。ERqとの関連、COVID-19感染リスクに関してpubmedで探しえた範囲で若干の文献的考察を加えてUPDATEした。