内視鏡検査(上部/下部)

上部消化管内視鏡検査

原則的に食事摂取後(直後から6時間くらいまで)は検査を受けることはできません(食物逆流による誤嚥性肺炎や窒息を生じることがあります)。鎮静剤静注による鎮静処置を受けられた方は完全に麻酔から覚めるまで経過観察が必要です。

通常の経口内視鏡検査に用いるスコープ(管)の口径は8〜9mmです。
スコープ挿入により、食道から十二指腸まで消化管の内腔を観察することができます。

下部内視鏡検査

通常は、2〜3時間かけて液体の腸管洗浄液を服用いただき観察の妨げになる大腸の内容物を排除してから検査となりますので朝一でご来院いただいても検査終了は昼過ぎになります。スコープはお尻から挿入します。

スコープ挿入により直腸から回腸末端部あたりまで観察することができます。

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