大原美術館の中庭には四角い池があります。モネの睡蓮の記事でも紹介しましたが、池には鉢に植えられた睡蓮が沈められていて、毎年きれいな花を咲かしています。睡蓮を見ていると、たくさんのメダカが泳いでいることに気づきます。春先から夏にかけてどんどん増えていく印象です。
日本のメダカは、ミナミメダカとキタノメダカの2種類に分けられるそうです。2種の見た目の大きな違いはあまりないのですが、キタノメダカは本州の日本海側、東北・北陸地方に生息するようなので、この池のメダカは、ミナミメダカでいいと思います。そして、ミナミメダカとキタノメダカの2種類を総称して、二ホンメダカと呼んだり、黒メダカと呼んだりしています。
出展:Wikipediaミナミメダカ …
モネの『睡蓮』シリーズ、大原美術館にもあります。
大原美術館クロード・モネ(1840-1926)『睡蓮』1906年頃
【鑑賞の小ネタ】・モネの自宅ジヴェルニーの庭の睡蓮…
美観地区を歩いていると、路地と建物の外壁の境界あたりに、趣のある工作物を見かけます。
「吉井旅館」の犬矢来
昔ながらの町家でよく見られる「犬矢来(いぬやらい)」というものです。犬?と思ったので、由来を調べてみました。…
インパクトの強い作品です。色使いも凄いですね。
大原美術館ポール・ゴーギャン(1848-1903)『かぐわしき大地』1892
【鑑賞の小ネタ】・ゴーギャンはゴッホの友人・南国のタヒチで描いている・エデンの園やイヴとの関係性・浮世絵や七宝焼きの影響…
ムンクの有名な作品『叫び』や『マドンナ』と同じく、『吸血鬼』にも色んなバージョンがあります。
大原美術館エドヴァルト・ムンク(1863-1944)『吸血鬼Ⅱ』1895-1902石版・木版
【鑑賞の小ネタ】・ムンク的には『愛と苦悩(痛み)』だった・油彩画の構図を反転させた作品・この男女は誰なのか?…