大原家別邸の有隣荘です。

塀に注目してみてください。石垣の上に板塀、その上に土塀、またその上に屋根という立派な造りです。築地塀(ついじべい)という塀によく見られる形のようです。
北側から見るとこんな感じです。

奥に大原美術館が見えます。
そして今回注目したいのはこれです!

石垣と板塀の継ぎ目です。きっちりはめ込まれています。素晴らし仕事だと思いませんか?
この路地を歩く際には、ぜひ、見てみてくだい。丁寧な仕事ぶりに驚かされますヨ。
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大原家別邸の有隣荘です。
塀に注目してみてください。石垣の上に板塀、その上に土塀、またその上に屋根という立派な造りです。築地塀(ついじべい)という塀によく見られる形のようです。
北側から見るとこんな感じです。
奥に大原美術館が見えます。
そして今回注目したいのはこれです!
石垣と板塀の継ぎ目です。きっちりはめ込まれています。素晴らし仕事だと思いませんか?
この路地を歩く際には、ぜひ、見てみてくだい。丁寧な仕事ぶりに驚かされますヨ。
美観地区の街路灯を意識して見たことがありますか?
なかなかレトロで雰囲気があります。
美観地区を歩いていると、あちらこちらで見ることができます。
その中に、とてもゴージャスな街路灯が、倉敷アイビースクエア西門の前にあるんですよ。しかも、この街路灯はガス灯なんです!倉敷国際ホテルの前にも1つあるのですが、美観地区内ではここだけです。
【昭和六十三年四月吉日 寄贈 岡山ガス株式会社 水島ガス株式会社】と表記されています。
明かりが灯ると、こんな感じです。
少しオレンジがかったやわらかい光のような気がします。
ちなみに、ガス灯ではない街路灯の光はこんな感じです。
ちょっと分かりにくいですが、ガス灯ではない街路灯の方が強めの光を放ちます。
美観地区の景観照明をプロデュースしたのは、世界的な照明デザイナーの石井幹子さんです。
夜の美観地区もなかなか良いですよ。
倉敷美観地区夜間景観照明
10月~3月 日没~21:00
4月~9月 日没~22:00
美観地区を流れる倉敷川の筋から1本東の筋を歩いていると、舗装された道路の真ん中に突如として石畳が現れます。
画面奥は鶴形山の麓で、山頂には阿智神社が鎮座しています。画面手前は南となり、南北を車両通行可能な舗装された道路が続いています。
その中に、アスファルトで覆うことなくあえて残したかのような石畳を確認することが出来ます。
これはかつての石橋なんだそうです。
そこで古地図を調べてみました。
窪屋群倉敷村屋敷割絵図(1710年)を見てみると
石畳辺りに橋が架かっているのが分かりました。
当時、石橋であったかどうかは不明ですが、この場所に何らかの橋が架かっていたことは確かです。
ところで、道路の下を現在も川が流れているのをご存じでしたか?
暗渠というわけです。
※暗渠(あんきょ)とは、地下に埋設したり、ふたをかけたりした水路のことです。
倉敷川を背に暗渠となっている道路を撮影したのがこちら。
写真の中央奥に石畳が見えます。
舗装で潰してしまうのではなく、あえて残して現在に至るあたりが、
なんともグッときます。
古地図を手に美観地区をお散歩すると、何か新しい発見があるかもしれませんね。
倉敷美観地区の歴史を感じる建物の屋根の上に、視線を上げてみてください。瓦の間から何か植物がニョキニョキ。一見ただの雑草です。
よく見てみると、鑑賞用の多肉植物のようで、ちょっとかわいい。これがツメレンゲ。環境省レッドリスト2018で「準絶滅危惧」とされています。多年生で、発芽から開花まで約3年ほどかかります。開花時期は9月下旬~11月頃で、一生に一度しか花を咲かせない植物だそうです。開花した後は結実し、その後まもなく枯れてしまいます。
日あたりの良さそうな瓦葺屋根の上を探してみてくだい。
すぐに見つかると思いますよ。
今年は鼠の年ですので「くらしきハリネズミの森」にも行ってみました。
ここではハリネズミに触れることができます。手袋をしてそっと触れます。