番外編:魚たちの丸くて平らなエサ

熱帯魚用のエサは、現在様々なタイプのものが販売されています。粒状のものやフレーク状のもの、丸くて平らなもの等です。

おはじきを一回り小さくしたくらいの丸くて平らなエサは、主に、コリドラスやプレコ(コリドラスと同じくナマズの仲間。コリドラスより大きく成長するものが多い。筆者は過去にセルフィンプレコを飼育したことがあり、40㎝くらいに成長させた経験を持つ。)用のエサです。現在筆者は、フレーク状のエサと粒状のエサを採用しています。

筆者の水槽のコリドラスたちは、なぜか丸くて平らなエサをモリモリ食べてくれません。このエサは、少しずつかじって食べるタイプのもので、スポッと口に入りません。かじるのが面倒くさいのでしょうか? あまり食べない理由はよく分かりませんが、スポッと口に入る粒状のエサが好みのようです。

丸くて平らなエサが余るので、30㎝川魚水槽のヌマチチブにやってみることにしました。

夜中に見てみたら、ちょっとかじっていました!

少しずつかじっているようです。お腹の中に入っているのかちょっと微妙ですが…。コリドラスたちよりは反応が良いようです。

これまでヌマチチブには、フレーク状のエサをやっていたので、併用しようと思います。

いつものエサもよろしくね❕

番外編:初飼育、金色のコリドラス

筆者がよく通っている熱帯魚店に、少し前から金色のコリドラスが入荷していました。過去に飼育経験はなく、しかも若干高価なコリドラス。

2週間ほど前、低床(ていしょう)として使用している土のような底砂ソイルの大交換を行っています(過去記事、番外編:熱帯魚水槽のソイル交換)。環境が著しく変化した後は、水質が安定するのをしばらく待たねばなりません。水質検査紙で問題ないことを確認した後、諸事情により数が減っていた熱帯魚をやっと増やすことが出来ました。筆者の好きなコリドラスを主に増やしたわけですが、大事をとって飼育経験のある馴染みのコリドラスを導入しました。

飼育経験のない金色のコリドラス、とても興味があったのですが、馴染みのコリドラスたちが調子が良いのを確認してからと思い、購入を控えていたというわけです。 馴染みのコリドラスたちがパイロットフィッシュ(水槽を立ち上げた時、最初に水槽に住んでもらう熱帯魚。水質の安定を促したり、水質の状態を教えてくれたりする熱帯魚。)のような役目をしてくれた感じです。 (※ちなみに、パイロットフィッシュとしてコリドラスを導入することは基本的にないはずです。コリドラスは不向きだと筆者は思っています。)

満を持して、金色のコリドラス、「コリドラスイルミネータス ゴールド 」を購入しました。

コリドラスイルミネータス ゴールド

なんとも美しい✨ 食事中です。 左後方にボヤッと見えるのはコリドラスステルバイです。

ゴールドの他に、グリーンやレッド、オレンジがいるようですが、見た目の大きな違いはないように思います。発色が、緑っぽい金色、赤っぽい金色、オレンジっぽい金色という感じです。

ペルー原産のコリドラスで、性格は温和、混泳向きの種です。導入直後は流木の後ろに隠れていましたが、すぐに出て来てみんなと一緒に食事していました。

調べたところ、導入時の水質変化に弱い一面があるとのことで、やはり注意が必要でした。

ところで、なぜかコリドラスのヒゲが短くなってしまい、その原因が分からす、人知れず筆者は苦しんでいました。 水質と低床は問題ないはずなのに。 そしてこの度、思い切って 熱帯魚店が使用しているエサに 変えてみました。熱帯魚にしてみれば、そのエサに馴れているので食が進むというわけです。しっかり栄養が取れれば、体も元気になり、ケガや病気にも強くなります。そのおかげなのか、今のところ、ヒゲは大丈夫そうです。フサフサです(^-^)

生き物にとって、食べるということは大事ですね。

番外編:コクワガタのオス、確保‼

二日間の逃走劇でした。こんなに早く報告できるとは思ってもみなかったので、とても嬉しいです(^-^)

昨日のお昼前、ソファーに座って書類に目を通していた時のことです。「カサッ」と音がしました。普段の生活音ではない「カサッ」です。ベランダ近くの窓辺りからの音だったので、急いで見に行きました。

自然でのクワガタ採集の時、木を蹴ってクワガタを落とすという手法があります。なんとも原始的な手法のように思うかもしれませんが、なかなか優秀な採集方法だと思っています。木を蹴ることによって、枝が振動し、そこにしがみついていたクワガタが驚いて足を離し下に落ちるという流れです。最も注意が必要のは、クワガタが落下した時の音を聞き逃さないことです。木の下は大抵落ち葉のジュータンなので、クワガタが落ち葉の上に落ちた時「カサッ」という音がします。静かな山の中ということで結構この音は響きます。落ち葉の中に入り込まれたらもう見つけられないので、全集中で耳を澄まします。

今回のクワガタ採集は室内なので、当然落ち葉はないのですが、その代わりに紙類があります。紙類の上でクワガタが動くと「カサッ」と音がするというわけです。

最初見に行った時は発見できませんでした。「カサッ」というあの音は気のせいだったかなと思いましたが、念のためもう一度見に行ったら窓の側に出て来てくれていました! 感動の再会です。 南向きの窓で、その窓からは、なんとお母さんコクワを採集してきた山が見えるんです。なんだか凄い✨

すぐに昆虫ゼリーをやりました。

赤茶色の部分が「くち」です。

お腹がすいていたようです。軽く脱水状態だったと思います。しばらく食事をした後、木の下へ潜って行きました。

筆者の単純なミスによるクワガタの脱走劇でした。自然界なら自分でエサを探して生きられますが、室内で昆虫ゼリーを仕掛けていたとはいえ、探し当てるのは困難で、大抵エサが食べられず残念なことになります。 気をつけねばなりません。

霧吹きをして、蓋をきっちり閉めました。

番外編:コクワガタのオスが脱走‼

大変なことが起きてしまいました(-_-)

コクワガタの脱走です。しかも、オス! 過去記事(番外編:久しぶりに本気でクワガタ飼育番外編:コクワガタのプチ脱走!)にもクワガタの脱走については書いていますが、随分過去の話だったり脱走未遂だったりで、ある意味余裕があったんです。 

2日前まではケースの中にちゃんと居たんです。木の下のクヌギマットに潜ってじっとしているところを目撃しています。角(大アゴ)がちゃんと見えました。体はクヌギマットの中でしたが。

何となく気になって、霧吹きだけでなく、今日も木の下を見てみたんです。

角(大アゴ)が全く見えませんでした。この時点ではまだ余裕です。筆者が見るばかりするので少し深く潜ったのかな?ぐらいです。ただ、オスがそんなに深く潜る⁈というちょっとした違和感はありました。 オスが見つかるまで掘ってみることにしました。

掘り進める毎に嫌な予感がしていましたが、まさかまだ脱走はしないだろうと信じていました。そして、気が付けば、ケースの底が見えていました。脱走が決定した瞬間です(-_-)

メスの方は大丈夫かと、こちらのケースの方も慌てて掘ってみました。すぐに4匹見つかってホッとしました。
姉妹ケンカするぐらい元気でした👇

小さな角でお互いを挟んでいます。右のメスが左のメスを転がしているところです。

     

オスの脱走を受け入れ、ソファーの下や家具の間を懐中電灯で探してみましたが、だめでした。(※ちなみに、懐中電灯は野外のクワガタ取りでは必需品です。)

家の中でリアル虫取りの始まりです。こんな日がまたやってくるとは…。

昆虫ゼリー

お皿に昆虫ゼリーを置いて、いくつか仕掛けます。樹液採集といったところです。家の中で。

そういえば、飼育ケースの蓋の閉めがあまかったです。バチンと音がするまで閉めないといけないのに、蓋が固くなっていたので、ふわっとしか閉めていませんでした。まだ脱走はしないだろうと決めつけて。 クワガタのオスはよく脱走すると経験上知っていたのに。

オスは出て行きました。ふわっとした蓋を上手に開けて。

しばらく黒い影を追う生活になりそうです。
見つかったと報告できますように…。

番外編:コリドラス復活!

少し前、何かと忙しく水槽の管理が疎かになってしまった期間が数カ月ありました。その時、残念ながらコリドラス(小型のナマズの仲間)たちも随分亡くなってしまいました。熱帯魚の中では飼いやすく丈夫な種とされているコリドラスなのですが、やはり日々の水質管理は重要ですね。

低床(ていしょう)として筆者が使用しているソイルの交換(過去記事:熱帯魚水槽のソイル交換)も済んだので、やっとかわいいコリドラスを投入することが出来ました。

現在コリドラスは全部で6匹になります。 4匹はお馴染みのコリドラスたちですが、これまで紹介したことがないコリドラスを2匹投入しました。

まず1匹目、コリドラス・パンダ ロングフィンです。

コリドラス・パンダ ロングフィン

コリドラス・パンダの改良種です。尾ビレや背ビレ等のヒレが伸びるタイプです。筆者は野生種の方が好きなので、改良種はあまり手を出したことがなかったのですが、店員さんの勧めもあり、ちょっと飼ってみることにしました。ヒレもヒゲも長いので、傷みなどから感染症にかかりやすいと思います。水質管理の腕の見せ所です。ちょっと不安ですが、頑張りたいと思います。

2匹目のコリドラス・アエネウス アルビノです。

コリドラス・アエネウス アルビノ

通称「白コリ」です。以前から飼育している「赤コリ」(コリドラス・アエネウス)のアルビノです。

コリドラス・アエネウス

数多くのコリドラスの中で、白コリ・赤コリ・青コリ(コリドラス・パレアタス)は、安価で丈夫なコリドラスとして有名で、古くからアクアリストたちに親しまれています。筆者の水槽には現在3匹とも居ますが、これまでの経験上、多分白コリが一番強い(丈夫)なのではないかと思っています。

ところで、生き物にはアルビノ(メラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体)がよく見られますが、クワガタのアルビノは? 知人から質問され、もちろんいると答えたものの、白いクワガタは見たことがないなと。あれ? 調べたところ、昆虫の体色はメラニンの影響を受けないようです。影響を受けるのは「目」ということでした。クワガタのアルビノは「目」が白くなり、ホワイトアイと呼ばれています。

  

みんなで食事中👇

なんともかわいい(^-^)