鶴形山:かつて島だった名残り

阿智神社が鎮座する鶴形山は、かつて瀬戸内海に浮かぶ島でした。倉敷美観地区や鶴形山の辺りは、「吉備の穴海」の西部にあたる「阿知の海」と呼ばれる海域だったようです。鶴形山(鶴形島)が陸続きになるのは、平安時代のことで、「阿智潟」と呼ばれる干潟が広がっていたそうです。 美観地区の本町通りを東へ向かって歩いていると、左手に石の階段と岩が突然現れます。町家が続く通りの中に、ここだけ異空間です。 2020年7月撮影 …

大原美術館:睡蓮の池のメダカ

大原美術館の中庭には四角い池があります。モネの睡蓮の記事でも紹介しましたが、池には鉢に植えられた睡蓮が沈められていて、毎年きれいな花を咲かしています。睡蓮を見ていると、たくさんのメダカが泳いでいることに気づきます。春先から夏にかけてどんどん増えていく印象です。 日本のメダカは、ミナミメダカとキタノメダカの2種類に分けられるそうです。2種の見た目の大きな違いはあまりないのですが、キタノメダカは本州の日本海側、東北・北陸地方に生息するようなので、この池のメダカは、ミナミメダカでいいと思います。そして、ミナミメダカとキタノメダカの2種類を総称して、二ホンメダカと呼んだり、黒メダカと呼んだりしています。 出展:Wikipediaミナミメダカ …

美観地区の犬矢来(いぬやらい)

美観地区を歩いていると、路地と建物の外壁の境界あたりに、趣のある工作物を見かけます。 「吉井旅館」の犬矢来 昔ながらの町家でよく見られる「犬矢来(いぬやらい)」というものです。犬?と思ったので、由来を調べてみました。…

倉敷アイビースクエアの睡蓮

倉敷アイビースクエアの敷地内には池があります。そこには睡蓮が植えられています。錦鯉も泳いでいて、とても風情があります。 そしてこの睡蓮、ただの睡蓮ではありません。モネの睡蓮です! 倉敷アイビースクエアの説明書き…

美観地区:倉敷川の生き物

美観地区内の倉敷川は、定期的に清掃が行われる等、とても管理されているようです。清掃の際に、どんな魚がすんでいるか、生き物調査も行われています。オオクチバス(ブラックバス)やブルーギル等の外来種がほとんど見られないらしく、主に在来種がすんでいるとのことで、ほんとに素晴らしいと思います。 2020年3月撮影 倉敷川の魚たち…