鶴形山:かつて島だった名残り

阿智神社が鎮座する鶴形山は、かつて瀬戸内海に浮かぶ島でした。倉敷美観地区や鶴形山の辺りは、「吉備の穴海」の西部にあたる「阿知の海」と呼ばれる海域だったようです。鶴形山(鶴形島)が陸続きになるのは、平安時代のことで、「阿智潟」と呼ばれる干潟が広がっていたそうです。 美観地区の本町通りを東へ向かって歩いていると、左手に石の階段と岩が突然現れます。町家が続く通りの中に、ここだけ異空間です。 2020年7月撮影 …

阿智神社の高灯籠

鶴形山に鎮座する阿智神社。主祭神は「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」です。 多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)、多岐都比売命(たぎつひめのみこと)、市寸嶋比売命(いちきしまひめのみこと)のとても美しい三姉妹の女神です。 中でも…

鶴形山の鐘楼:棟方志功

2020年2月撮影 鶴形山隧道と鶴形山の鐘楼 中央のトンネルは「鶴形山隧道」と呼ばれています。その上に緑青色の屋根の建物が見えます。これが「鶴形山の鐘楼」です。時を告げる鐘「時鐘」として今でも現役で活躍しています。…