大原美術館:『静物』ヴラマンク

筆者はまだ実物を見たことがありませんが、大原美術館所蔵作品のようです。 大原美術館モーリス・ド・ヴラマンク(1876-1958)『静物』1922 【鑑賞の小ネタ】・第一次世界大戦後の作品・フォーヴィスムから離れる・暗めの色彩に移行…

大原美術館:『小径』ラールマンス

家族でしょうか。犬もいますね。 大原美術館ウジェーヌ・ラールマンス(1864-1949)『小径』1918 【鑑賞の小ネタ】・ベルギーの画家・11歳の頃より聴覚に障害あり・表現主義のスタイルを取り入れる・45歳の頃より視力に障害が出始める…

大原美術館:『二人のブルターニュ人と青い鳥』セリュジエ ~その2~

大原美術館ポール・セリュジエ(1864-1927)『二人のブルターニュ人と青い鳥』1919 次に気になるのは、やはり「青い鳥」ではないでしょうか。メーテルリンクの童話『青い鳥』が思い出されます。チルチルとミチルが登場するあのお話です。ただ、チルチルは兄、ミチルは妹、しかもどちらも子どもということで、この絵の二人にはどうも当てはまりもせんね。 中世の女性と鳥の絵がないか探していたところ、見つけました👇…

大原美術館:『二人のブルターニュ人と青い鳥』セリュジエ ~その1~

高貴な女性に青い鳥、物語の一場面のような絵だなと思いました。 大原美術館ポール・セリュジエ(1864-1927)『二人のブルターニュ人と青い鳥』1919 【鑑賞の小ネタ】・ナビ派の画家・ゴーギャンから指導を受ける・ブルターニュにゆかりのある画家…