薄明かりの街:グリムショー

薄っすらと光が灯る街の通りを描いた絵が筆者はなぜか好きです。部屋の壁に飾っているお気に入りの絵画ポスターがこちら。 ジョン・アトキンソン・グリムショー(1836-1893)『ランドゲートサーカスからのセントポールの眺め』1885 ジョン・アトキンソン・グリムショーの作品です。イギリスの画家で、都市の風景を多く描きました。グリムショーの作品は直接顧客へ渡ることが多かったので、あまり知られていないかもしれませんね。 …

お出かけ:ときわ公園(山口県宇部市)① ~UBEビエンナーレ~

「UBEビエンナーレ」、聞いたことがあるでしょうか? ビエンナーレとは、1年おきに開催される美術の展覧会のことですね。似たような言葉で、トリエンナーレがありますが、こちらは、3年に一度開かれる美術展覧会を意味します。ちなみに2010年から開催されている国内最大規模の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」は何かと話題ですよね。 今回、機会あって山口県宇部市にある「ときわ公園」へ行ってみました。公園のあらゆるところに大型のオブジェ(野外彫刻)が設置してあるので、これはラッキーと思って見て回りました。そして途中で、「UBEビエンナーレ」のメイン会場であることに気づいた次第です。「UBEビエンナーレ」自体は聞いたことがあったのですが、ときわ公園が会場だったと認識していませんでした。「UBEビエンナーレ」目当てで行ったわけではなかったので、とても得した気分になりました。…

大原美術館:『イル=ド=フランスのトルソ』マイヨール

頭と腕がないですね。 大原美術館アリスティド・マイヨール(1861-1944)『イル=ド=フランスのトルソ』1921ブロンズ 【鑑賞の小ネタ】・トルソとは?・彫刻家ブールデルと同世代・ナビ派の画家たちと交流・絵画も手掛ける…

大原美術館:『果物を持つ裸婦』ブールデル

果物を持って、少し上を向いた感じで、全体的に軽やかですね。 大原美術館エミール=アントワーヌ・ブールデル(1861-1929)『果物を持つ裸婦』1906ブロンズ100.0×35.0×23.0㎝ 【鑑賞の小ネタ】・縦に少し引き伸ばされたような女性像・この女性は誰なのか?・何の果物なのか?…