物語の挿絵のような絵だなと思いました。
大原美術館ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ(1824-1898)『幻想』1866
【鑑賞の小ネタ】・実は真の壁画装飾家のシャヴァンヌ・フレスコ画(壁画の技法)の研究をしている・『幻想』は4点の装飾画のうちの1つ・画中の女性は蔓(ツル)を天馬に投げている・白い花は何の花?…
ルドンはフランスの象徴主義の先駆者です。象徴主義で忘れてはならないのが、ベルギー象徴派です。ベルギーの首都ブリュッセルで、1883年に芸術家グループ『レ・ヴァン(Les XX)(20人展)』が結成されました。雑誌を刊行したり、展覧会や講演会を開き、外国作家を招待するなど、その活動はとても活発なものでした。招待された外国作家の中に、ルドンもいました!
『レ・ヴァン』は10年に渡り毎年展覧会を開催しました。ルドンは1886年、1888年、1890年に参加しています。…
大原美術館の中で、かなり人気の高い絵だそうです。
大原美術館アンリ・ル・シダネル(1862-1939)『夕暮の小卓』1921
【鑑賞の小ネタ】・似た構図の作品が複数ある・シダネルお気に入りの青いテーブル・さっきまで人がいたような気配・ジェルブロワにシダネルの庭園がある…
薄いベールがかかったような絵です。
大原美術館オディロン・ルドン(1840-1916)『鐘楼守』1905-10年頃
【鑑賞の小ネタ】・ルドンは里子に出されていて孤独・幻想の世界を描き続けた画家・モローとともに象徴主義・シュルレアリスムの先駆者・鐘楼守のモデルは誰なのか?…
絵のサイズは小さいのですが、とても繊細に描かれています。
大原美術館ギュスターヴ・モロー(1826-1898)「雅歌」1893
【鑑賞の小ネタ】・モローは美術学校の教授・象徴主義の先駆者・教え子にマティスとルオー・『雅歌』はなんと水彩画・盗難の過去あり…