大原美術館:『パリ郊外-サン・ドニ』ユトリロ

白、茶、グレー、黒、筆者的にはとても落ち着く色合いです。 大原美術館モーリス・ユトリロ(1883-1955)『パリ郊外-サン・ドニ』1910 【鑑賞の小ネタ】・「白の時代」の作品・人の姿は小さく描かれ建物が中心・母親はモデルで画家のヴァラドン・アルコール依存症に悩まされた人生…

ミュシャの出世作『ジスモンダ』

過去記事で、ロートレックとボナールのポスターについて少し書きましたが、筆者はミュシャのポスターも大好きです。ミュシャはアール・ヌーボーを代表する画家です。筆者の自宅の壁には、ジクレープリントポスターがいくつか飾られているのですが、その中の1つにミュシャのポスターもあります。 次の作品は、ミュシャの出世作『ジスモンダ』です。ミュシャの芸術家人生の転機となった作品といえます。 アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)『ジスモンダ』1894…

大原美術館:『ヴェニスの祭』アマン=ジャン

何かのお祭りのための舞台でしょうか? 大原美術館エドモン=フランソワ・アマン=ジャン(1860-1936)『ヴェニスの祭』1923 【鑑賞の小ネタ】・ヴェニスの何のお祭りなのか?・画面後景にギリシア建築風の建物あり・画面中景にたくさんの小舟あり・鳥が描かれている・子どもが持っている花は何か?・前景の女性は何を持っているのか?…

大原美術館:『髪』アマン=ジャン

丸い額縁に入った雰囲気のある作品です。 大原美術館エドモン=フランソワ・アマン=ジャン(1858-1936)『髪』1912年頃 【鑑賞の小ネタ】・児島虎次郎が持ち帰った作品・大原美術館の第一号収蔵作品・2人の女性を描いた作品多数あり・象徴主義の画家…

ロートレックとボナールのポスター(リトグラフ)

筆者がアートに興味を持つきっかけとなった作品がこちらです。 『ディヴァン・ジャポネ』1892トゥールーズ=ロートレック (1864-1901)…