大原美術館:『夕暮の小卓』シダネル

大原美術館の中で、かなり人気の高い絵だそうです。 大原美術館アンリ・ル・シダネル(1862-1939)『夕暮の小卓』1921 【鑑賞の小ネタ】・似た構図の作品が複数ある・シダネルお気に入りの青いテーブル・さっきまで人がいたような気配・ジェルブロワにシダネルの庭園がある…

大原美術館:『鐘楼守』ルドン

薄いベールがかかったような絵です。 大原美術館オディロン・ルドン(1840-1916)『鐘楼守』1905-10年頃 【鑑賞の小ネタ】・ルドンは里子に出されていて孤独・幻想の世界を描き続けた画家・モローとともに象徴主義・シュルレアリスムの先駆者・鐘楼守のモデルは誰なのか?…

美観地区の『今橋』

倉敷美観地区内を流れている川、倉敷川は、倉敷川的には上流になります。過去記事でも書きましたが、倉敷川の水源とされる場所は倉敷美観地区内にあります。そして、最も水源に近い所に架かっている橋がこの「今橋」なんです。大原美術館前から旧大原家住宅前へ架けられています。 2020年3月撮影 今橋…

大原美術館:『雅歌』モロー

絵のサイズは小さいのですが、とても繊細に描かれています。 大原美術館ギュスターヴ・モロー(1826-1898)「雅歌」1893 【鑑賞の小ネタ】・モローは美術学校の教授・象徴主義の先駆者・教え子にマティスとルオー・『雅歌』はなんと水彩画・盗難の過去あり…