倉敷アイビースクエアで見つけたもの

筆者は散歩中、倉敷アイビースクエアによく立ち寄ります。レンガや季節ごとに変化を見せるアイビー(ツタ)はとても美しく、中庭広場の周辺にはベンチも置いてあるので、ちょっと休憩するのにぴったりです。毎回じろじろ見ているのは、池の中の睡蓮やコイ、カメ等なのですが、クリスマスシーズンは館内エントランスや「レストラン蔦」付近のディスプレイが素晴らしく、そちらも見に行きます。 今回まず注目したのはこちら👇 ドイツ・シンフォニオン社の『シンフォニオン …

阿智神社のしめ縄

筆者の散歩コースには阿智神社があります。いつものようにお参りしていた時、しめ縄(注連縄)が青いのに気が付きました。 阿智神社では、毎年12月の第2日曜日に「注連(しめ)縄奉張祭」が行われ、拝殿などのしめ縄が張り替えられているそうです。青いワラの色が新鮮で、「鈴」と呼ばれる3つの房の模様も、下から見ると花のようでした。 神社のしめ縄は、鼓胴(こどう)型・一文字(いちもんじ)型・牛蒡(ごぼう)型に分けられるそうです。(※鼓胴型→中央が太く端にかけて細くなっていく形。一文字型→端から端まで同じ太さで一本の線のような形。牛蒡型→ゴボウのように片方が太くもう一方が細くなっている形。)阿智神社のしめ縄は、きっと鼓胴型でしょうね。…

大原美術館:『二人のブルターニュ人と青い鳥』セリュジエ ~その2~

大原美術館ポール・セリュジエ(1864-1927)『二人のブルターニュ人と青い鳥』1919 次に気になるのは、やはり「青い鳥」ではないでしょうか。メーテルリンクの童話『青い鳥』が思い出されます。チルチルとミチルが登場するあのお話です。ただ、チルチルは兄、ミチルは妹、しかもどちらも子どもということで、この絵の二人にはどうも当てはまりもせんね。 中世の女性と鳥の絵がないか探していたところ、見つけました👇…

大原美術館:『二人のブルターニュ人と青い鳥』セリュジエ ~その1~

高貴な女性に青い鳥、物語の一場面のような絵だなと思いました。 大原美術館ポール・セリュジエ(1864-1927)『二人のブルターニュ人と青い鳥』1919 【鑑賞の小ネタ】・ナビ派の画家・ゴーギャンから指導を受ける・ブルターニュにゆかりのある画家…