美観地区から少し南に下った辺りで見かけた鳥たちです。
まずはこの鳥👇
あまりの大きさにツルかと思いました。もちろんツルではありませんが、とにかく大きなシラサギでした。シラサギには、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギがいるようです。 よく見かけるのはコサギではないでしょうか?コサギは、夏になると頭から冠毛を生やし、繁殖期になると仲間同士で集まり「サギ山」を作るという習性があります。うわぁシラサギがいっぱいいるーっと思ったら大抵コサギ群団です。
名前の通りコサギは、シラサギの中では小ぶりな方なので、すぐに見分けが付くと思うのですが、ダイサギとチュウサギを見分けるのはなかなか難しい。冬の口ばしの色はどちらも黄色ですし。(※コサギの口ばしは黒色です。)ちなみにチュウサギはこちら。
よく見ると、チュウサギの口ばしの先端部分は黒色になっています。そして、どちらもシュっとした顔をしていますよね。違いは何でしょう? よく似た頭部ですが、頭(おでこ?)のふくらみがあまりなく、より長めにシュっとしているのがダイサギということです。 筆者が撮影したシラサギを見てみると、口ばしは全部黄色に見えます。そして、おでこのふくらみはほとんどなく、頭から口ばしの先までかなりシューっとしているように見えます。ということで、筆者が撮影した大きなシラサギはダイサギであると結論付けました。
次は黒色の鳥です👇
水辺にいる黒色の鳥ということで、最初はカワウかなと思いました。でたカワウ!ぐらいなとっつきです。ところがじっと見ていたら、カワウのぎらつきがあまりないことに気が付きました。美観地区の白鳥をイラつかせるあのカワウ(過去記事、美観地区:倉敷川の白鳥とカワウ)のそれがないんです。改めて見てみると、フォルムも丸っこくてカモみたいでなんだか可愛い。
この黒い鳥は、オオバンという鳥でした。ツル目クイナ科なので、ツルの遠い親戚って感じです。カモの仲間じゃないんですね。全国的に増加傾向にある野鳥なんだそうです。カモなど他の水鳥たちに混じって見られることが多いということでした。確かにすぐそばでカモたちが👇
頭をクルっと羽の上に乗せて寝ていました(^-^)