クリスマスが近くなると現れるポインセチア。倉敷の駅前商店街の花屋さんにもきれいに並んでいました。
赤が主流だと思いますが、白もよく見かけるようになりましたね。ポインセチアは、メキシコ(グアテマラ)原産の「ユーホルビア・プルケリマ」という低木を品種改良した園芸品種なんだそうです。
ポインセチアがクリスマスの花とされるようになった理由の1つは、やはりこの色のようです。赤、緑、白、ザ・クリスマスカラーですよね。そして、赤は「キリストの流した清らかな血の色」、緑は「永遠の命や愛」、白は「純潔」を表しているということです。
ところで、赤や白の花びらのように見える部分は、「苞(ほう)」と呼ばれる葉っぱだということをご存じでしょうか? 花は中心の部分のみです。なんともきれいな葉っぱなんですが、シーズンを過ぎると緑色に戻って行くようですね。2年目以降、再び色付かせるためには、日照管理が必要ということです。
筆者の植物好きの知人の家のポインセチア👇
クリスマスツリーのようなポインセチアだと思いました✨ 今シーズン購入したもののようです。赤と白に色付いていて、しかも、斑入り。そしてなかなかのビッグサイズです🎄
どうしたらこのように発色するのか気になり、予想を立てました。まず思いついたのが、1本に見えて実は2本の株ではないか? そして、接木(つぎき)です。 知人に根元辺りの写真を送ってもらいました。
知人にも目視で調べてもらいましたが、株は1本で、接木の形跡は見当たらないということでした。予想は外れました。
少し話は逸れますが、気が付いたことがあります。根元あたりの写真から、剪定の痕が随所に見られるのが分かるでしょうか? 専門家から見れば、枝や葉の様子から、この先の色付きの予想がもしかしたらつくのかもしれません。この枝からは赤、この枝からは白、という具合に。
しばらく色々調べましたが、同じ株から、赤や白、斑入りが発現する理由は結局分かりませんでした。やはり、そもそもポインセチアは品種改良種なので、さらに進んだ品種改良の賜物と捉えた方が良いのかもしれませんね。
それにしても見事なポインセチア。
来シーズンもこの姿が見られたら凄いですね(^-^)