昨夜は140年ぶりの「ほぼ皆既月食」でした🌒
厳密には「部分月食」です。
一見、三日月のような月ですが、内側のカーブが三日月より直線的ですね。月の輪郭が薄っすら見えているのが分かるでしょうか?
周りが暗くなり時間が経つにつれて、見え方がどんどん変化して行きました。
国立天文台によると、月の直径の97.8%が地球の影に隠れるという部分月食でした。食の最大時間は、18時2~3分ということでした。
次回の「ほぼ皆既月食」は、65年後の2086年11月21日になるということです。ところで、「部分月食」や「皆既月食」、もっとよく耳にするような気がしませんか? 次回が65年後って、そんなに見られないものなのかと思いませんでしたか?これは、日本全国で食の最大が観測できるのが65年後ということなんです。
日本国内だと、なんとなく同じように見えるような気がしてしまいます。日本と外国だと違った風に見えるだろうことはイメージしやすいのですけど。
前回、同様の「部分月食(ほぼ皆既月食)」が観測できたのは、89年前の1932年9月15日でした。ただ、食の最大が観測できたのは一部地域のみだったそうです。日本全国で観測できるということに意味があるようですね。
今回の「ほぼ皆既月食」は、日本国内違う場所にいても、空さえ晴れていれば見ることが出来た貴重な天体ショーでした。それぞれが離れた場所にいて、自然界に存在するものを同時間に肉眼で見ようとする機会はなかなかないように思うのですが、どうでしょう? 天体ショーくらいではないかと筆者は思っています。 これはロマンです✨
ちなみに筆者は、ターゲットの月が東の空の低い位置ということで、自宅からは見えないと判断し、少し離れた場所にある大きな駐車場へ移動🚘 一眼レフ片手に単独行動、ちょっと必死な感じになってしまいました。残念ながら、ロマンって雰囲気ではなかったですね…。