倉敷アイビースクエアの池には、画家モネゆかりの睡蓮(過去記事、倉敷アイビースクエアの睡蓮、倉敷アイビースクエアの白い睡蓮)、そしてニシキゴイ(錦鯉)がざっと見て10匹以上、そして亀(多分主にアカミミガメ)がすんでいます。
筆者はモネゆかりの睡蓮を見る目的でこの池を訪れることが多いのですが、ある日、気付いたんです👇
こ、これは…。 右の錦鯉の顔に注目です。
30年程前にブームとなった「人面魚」、ちょっとそれっぽく見えませんか?どうでしょう? 若い世代の方は知らないかもしれませんが、人のような顔をもつ錦鯉は、今風に言えば、かなりバズったんですョ。 日本各地で報道・報告が相次ぎました。当時筆者が目撃した人面魚は、アンパンマンみたいな顔をしていたことを覚えています(^-^) とにかく、日本各地に色んな「人面魚」がいた時代でした。
今では、特に騒がれることもなくなった人面魚ですが、あの当時の盛り上がりを妙に懐かしく思い出し、しばらく見入ってしまいました。
色々調べていたらこんな浮世絵を見つけました👇
落合芳幾は幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師です。コイや金魚、亀の顔が人面になっています。亀の顔はなかなか渋いですねぇ。昔から「人面魚」は人気の話題だったのかもしれませんね。
そして「人面魚」、
注目されるようになったきっかけは、善宝寺(山形県鶴岡市)の「貝喰(かいばみ)の池」にいた金色のニシキゴイ(錦鯉)である。
Wikipedia 人面魚
ということのようです。
「貝喰の池」に人のような顔を持つニシキゴイがいることを、善宝寺の信徒は古くから知っていたそうですョ。
倉敷アイビースクエアの池に訪れた時は、ぜひ、探してみてください。2021年10月現在、今日もばっちり泳いでいました👍