通称バイランティ、過去記事(番外編:新入りの熱帯魚スファエリクティス・バイランティ)でも紹介しましたが、この度、ペアで購入することが出来ました!やっとです。
去年、2020年11月に購入していたバイランティは、残念ながら今年の春くらいに亡くなっていました。筆者の管理が行き届いていなかった頃の出来事です。他の魚に突かれたのか、ちょっとしたケガから、みるみるうちに調子が悪くなって行きました。辛かったです。
バイランティが好きだったので、熱帯魚店へ行く度に、再入荷していないか密かにチェックしていました。というのも、バイランティはなかなか入荷されないのに加え、地味な見た目にも関わらず、好きな人は好きな熱帯魚なんです。そのため、比較的すぐに売れてしまいます。前回の経験では、5日後に再び熱帯魚店を訪れた時には全ていなくなっていました。大人気のバイランティ。
以前飼育していたバイランティはオスでした。体色は基本こげ茶色です。今度は体色がオスより派手に発色するメス、そしてなんだったらペアで購入できたらいいなと思っていました。そして半年待ち続けました。
ちなみに、熱帯魚店ではこの度、10匹ほど売られていました。そのうちメスは2匹のみでした。メスの方が早く売れるのか、または、そもそも入荷が少ないのか? 何れにしてもメスはなかなか手に入りにくいということです。
バイランティの幼魚は、オスメスの判断が若干難しいので、注意が必要です。今回のバイランティたちは、前回よりも体が小さかったので、オスメス判断の腕の見せ所でした。これは筆者の感覚なので絶対とは言い切れませんが、じっと観察して何となくシマシマ模様が魚体に見えたらそれがメスです👍 バイランティの体色はオスメスともに状況によってどんどん変化するので、しばらく見続けることが重要です。焦ってはいけません。
水合わせ後のバイランティ👇
いかがでしょう?オスメスの区別がつくでしょうか?
ところで、購入した熱帯魚を自宅水槽に投入する時に重要な「水合わせ」についてですが、アクアリストによって少しずつ手順が違うようです。魚にとって水は空気のようなもので、激しい変化、そしてその魚に合わない水(環境)では生きられません。とても大事な作業といえます。
筆者の水合わせの手順は、①購入した熱帯魚の入った袋をそのまま水槽に1~2時間程度浮かべる。これは袋内の水と水槽の水の温度を合わせるためです。②袋内の水の3分の1程度の量の水槽の水を袋に入れ、30分引き続き水槽内に沈める。③水槽の水を再び3分の1程度袋に入れ、30分沈める。④ 水槽の水を再び3分の1程度袋に入れ、30分沈める。⑤袋の口を水槽内に沈め、魚が自分で出て行くのを待つ。
こんな感じです。要は、水槽の水を少しずつ熱帯魚の入った袋に入れて行き、だんだん水槽の水に熱帯魚を慣らしていくという作業です。
1~2時間浮かべて、30分、30分、30分です(^-^)
ただこの方法は、熱帯魚店の水槽の水が自宅水槽にそのまま入ってしまうやり方なので、賛否両論かもしれません。筆者がよく通っている熱帯魚店は管理が行き届いているのであまり気にしたことはありませんが、場合によっては、水の状態が良くないこともあり、病気や微生物が持ち込まれる恐れがあるので注意が必要です。
メスから先に出て行きました。袋の中を行ったり来たり。出て行くまでに30分くらいかかりました。おとなしく慎重な熱帯魚なんです。
メスが鮮やかに発色していますね👆 シマシマ模様、赤褐色、緑色も見えます。こうなると、なかなか派手です。
水槽の上部、すみっこにいることが多いです。とがった口で、吸い込むようにエサを食べる姿がなんともかわいいです。