倉敷美観地区近くにあるレトロ銭湯「戎湯(えびすゆ)」については、過去記事(レトロ銭湯「戎湯(えびすゆ)」♨)で既に書きましたが、今回は昼間の外観を紹介したいと思います。
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暖簾が下がってなかったので、もしかしたら休みなのかなと思って近寄ってみると、
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休みだったようですね。コロナ予防の張り紙もちゃんとありました。
改めて昼間の看板や玄関灯を見てみると、やはりレトロ。
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玄関周りにとても興味深いものが置いてありました。
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傘立てでしょうか? プラスチック製の青いたらいに取り付けられているようです。傘立て自体は真鍮製だと思います。
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鍵の部分をよく見ると、「おしどり」の彫刻が施されています。そして、差し込みの鍵部分には、ちょっと解り辛いですが「男傘」とあります。きっと「女傘」もあるんでしょうね。傘のサイズではなく、男性用女性用で、立てる場所が分けられていたということでしょうか? 色んな意味でなんともレトロです。
「えびす湯」は大正末期創業と言われていて、内装もほとんど当時のままということです。入口から「おしどり傘立て」が出迎えてくれるレトロ銭湯「えびす湯」、存続の危機が叫ばれていますが、なんとか頑張ってほしいものです。