とても天気が良かったので、美観地区を歩いてきました。
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木の間から見える紅葉の写真、何かが写り込んでいます。どうでしょう? 木に同化してしまって、なかなか見つからないと思います。
2羽のハトがいます。キジバト(過去記事、美観地区のキジバト)ではないですね。そして、カワセミ(過去記事、美観地区:紅葉の中の宝石)でもありません。木の間からの紅葉の撮影中にハトの存在に気が付いて、そのまま写り込ませました。2羽で仲良く行動していましたョ。
この撮影場所は、 語らい座 大原本邸(旧大原家住宅)付近 です。向かい側は、大原美術館と喫茶エル・グレコになります。
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喫茶エル・グレコは、大原美術館のすぐ側にあるツタの絡まる喫茶店です。夏には青々と茂っていたツタも、すっかり秋の景色になっていました。
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倉敷川沿いの萩です。向かって左端に見える建物は有隣荘です。どちらかが、白い萩(過去記事、美観地区:白い彼岸花と白い萩)だったような気がするのですが…。もう少し近寄って、散り残っている花の色を確認すればよかったです。萩の紅葉は、カエデ系の紅葉と比べると筆者的には今一つのイメージだったのですが、今回はなぜか良いなと思いました。それまでは気づかなかったことでも、年を経て何となく感じることが出来るようになることってありますよね。そんな気分でした。 萩の紅葉、いいですね(^^)/
ちなみに、絵画鑑賞も同じことが言えると思います。同じ絵でも見る状況が変われば、随分見え方が違ってくると筆者は思っています。
もう少し歩いて、倉敷アイビースクエアのツタを見に行ってみました。
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どんどん紅葉が進んでいる様子です。
ツタの合間に見える木の扉と丸みを帯びた小窓が好きです。日本の小中学校の教科書にも採用されているオー・ヘンリーの『最後の一葉(The Last Leaf)』を思い出しませんか? 煉瓦の壁を這う蔦はほんとに雰囲気がありますね。
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アイビー(ツタ)と煉瓦、緑のパラソルに青い空がとてもきれいでした。