60㎝水槽には、熱帯魚と水草を入れています。水草は、過去記事(番外編:自宅水槽の水草、番外編:水槽の経過報告①)でも書いていますが、アヌビアスナナとウォーターマッシュルームです。この度新しく、オレンジミリオフィラムが加わりました。
先の方が赤く(茶色?)なっていますね。条件が整うとどんどん赤くなります。それほど珍しい水草ではありませんが、繊細な葉っぱと色が魅力的です。かなり前に水槽に入れた経験があって、その時は、上手く育てられなかったような気がします。そうなんです。赤色系の水草は、ちょっと難しいんです。
植物と言えば光合成が大事ですよね。光と水と二酸化炭素(CO₂)が必要というわけです。熱帯魚水槽では、濾過フィルター、水槽用ヒーター、水槽用照明が必需品なので、水と光については問題なしですね。では二酸化炭素はどうでしょう?CO₂は水の中にいくらか含まれているので、水草のために特別に何か用意しなくても問題なしと言いたいところですが、水草の種類によって違うんです。
アヌビアスナナとウォ―ターマッシュルームはCO₂を添加しなくても育ちます。ところが、赤色系の水草はCO₂を添加しないと残念ながら上手く育ちません。水の中にCO₂を送り込むことが必要なんです。(※光の照射時間を長めにすることも大事で、照射時間が短いと葉が赤くなりません。)
色んなアクアリウムメーカーから、CO₂添加装置が開発・販売されています。筆者は、以前から持っていたADA(アクアデザインアマノ)のCO₂添加器具を久しぶりに稼働させることにしました。Tetraと同様に、ADAは、アクアリストなら一度は聞いたことがあるメーカーではないでしょうか?
水槽内の器具から、CO₂の細かい泡が出ているのが分かるでしょうか?耳を澄ますと、ミチミチミチと泡が弾ける音(?)がするんですョ。かなり近寄らないと聞こえませんが、これがなかなか良いんです。
そして、外側の器具です。
点滴をひっくり返したようなこの器具。生まれたばかりのCO₂の泡が見えますか? 筆者的に、これもツボです。水槽内よりもこっちをジーっと見ていることがあるくらいです。
ADAの器具は、全般的にとてもお洒落で、洗練されたデザインをしています。目にも耳にも癒し効果大だと思っています。
魚たちが落ち着いているので、CO₂添加器具がよく見えるように、少し、水草のレイアウトを変えました。また経過報告したいと思います。