番外編:再び水槽の水質検査

tro15

前回の水質検査(過去記事、番外編:水槽の水質検査)からほぼ3カ月が経ちました。この期間に、底砂(ソイル)を大幅に取り除きました。熱帯魚たちは大騒ぎでしたが、現在は落ち着いた生活を送っているように見えます。相変わらずアルジイーターは大暴れなんですが…。

特に不満はなかったのですが、底砂大改革があったので、念のため水質検査をすることにしました。前回と同じく、BICOM の水質検査キットを使用しました。

左から、pH、アンモニア(NH₄⁺)、亜硝酸(NO₂⁻)、硝酸(NO₃⁻)となっています。ほとんど問題なしだったのですが、左から2番目のアンモニアの色に注目です。黄色過ぎます(-_-) これは問題です。青色だとだめだということは分かっているので、とりあえずは大丈夫なのかなと思ったのですが、黄色にもほどがあります。気になるので、違ったタイプの水質検査キットを使用してみることにしました。

Tetra テスト6 in 1

Tetra社の「テスト6in1」という水質検査試験紙です。この試験紙1枚で、pH、KH(炭酸塩硬度)、GH(総硬度)、 亜硝酸(NO₂⁻)、硝酸(NO₃⁻) 、Cl₂(塩素)が検査できます。肝心な アンモニア(NH₄⁺)がないのですが、亜硝酸と硝酸が問題なしなら、その水質はまず大丈夫なので、良しとしました。水槽の水にサッと浸けます。

随分色が変わりました。どんな結果が出るかドキドキです。

硝酸(NO₃⁻) がちょっと危ないですが、ギリギリ大丈夫だと思います。 亜硝酸(NO₂⁻)は全く問題なし。 GH(総硬度 )はOKラインのど真ん中です。 KH(炭酸塩硬度)もOKラインど真ん中と言って良いと思います。pHは6.8、弱酸性で筆者の水槽的には理想です。 Cl₂(塩素)もOKでした。
GH(総硬度 ) とは、硬水とか軟水とかの話で、4°dH~16 °dH がほとんどの淡水魚に適しているそうです。 Cl₂(塩素)は、要は水道水のカルキ抜きがちゃんとできているかどうかの話です。

とりあえず、熱帯魚水槽の水質は問題なさそうです。見た目の濁りもなく、濾過バクテリアがちゃんと活躍していることを信じでいます。

魚たちも特に変わりなく元気にしているので、きっと大丈夫なんでしょう。アルジイーターが、底砂が薄くなった分あまり砂を掘れなくて、もの足りなそうではありますが…。時々コリドラスに八つ当たりしています。

ところで最近、水草の花が咲きません。一時期、次々と咲いていたのですが、今は葉っぱがモリモリしているだけです。水草的に、花を咲かせていた時は春だったのでしょうか? 水槽内の水温は一定なので、季節を感じることができるとは思えないのですが、どうなんでしょう?また、調べてみたいと思います。