番外編:落ち着いた川魚水槽

tro21

川魚水槽にヌマチチブとスジエビが新しく入り、しばらく様子を見ていました。困ったことに、エサをやってもほとんどスジエビが食べてしまいます。

正面を向くスジエビ

写真撮影をする時、大抵の魚たちは動く(泳ぐ)ので、なかなか決定的瞬間を撮るのは難しいのですが、スジエビは正面を向いてカメラを見るんです。カメラの影が見えても怖がりません。さすがテナガエビ科(過去記事、番外編:スジエビとヌマチチブ参照)です。

スジエビは新しく置いた石の周りを陣取っていました。ヌマチチブも石の周りが好きなので、ちょっと困っている様子でした。投入した数が多過ぎたのかもしれません。

徐々に、スジエビを倉敷川に戻すことを考え始めました。

そして、ついに決定的瞬間が訪れました。横に置いてある熱帯魚水槽の中に少し投入していたスジエビが、なんと、大事なコリドラスを後ろからちょこちょこ突いていたんです!その時コリドラスはもしゃもしゃ食事中でした。突かれているのに特に反撃もせず、ぼーっとしていましたが。

すぐにスジエビを水槽から取り出しました。

朝日の中の川魚水槽

カワムツが下の方を泳いでいます。スジエビがいた時は、上の方ばかり泳いでいました。ヌマチチブは左側後方に貼り付いています。

石の上に乗るヌマチチブ

ヌマチチブは縄張り意識が強い魚です。この石の周りを縄張りとしているのではないかと筆者は思っています。石を置いて良かったです。

オレンジの楕円の中にヌマチチブがいます。

その瞬間は撮れなかったのですが、この後、ヌマチチブがカワムツに飛び付きます。なかなか素早い動きなのですが、カワムツは上手に逃げます。

スジエビを投入後、カワムツはしばらく食欲不振でした。スジエビを取り出して3日目くらいから、エサを食べ始めました。野生種の混泳はなかなか難しいですね。とりあえず、スジエビパニックの終了です。