過去記事(美観地区:レトロな街路灯)で、倉敷アイビースクエア西門前のガス灯を紹介しました。今回紹介するのは、美観地区最寄りのホテル、倉敷国際ホテル近くのガス灯です。美観地区界隈のガス灯は、倉敷アイビースクエアと倉敷国際ホテルのこれら2つのみとなります。
写真左端上に見切れている建物は、倉敷国際ホテルの一部になります。
このガス灯は、倉敷駅から南北に通る道路からもバッチリ見えます。向かって左側の方が明るめですね。そういえば、倉敷アイビースクエアのガス灯も、どちらかが明るかったような…。
次のガス灯のアップは、倉敷アイビースクエアの方です。デザインはほぼ同じだと思います。
バックが白い雲なので分りやすいと思いますが、ガス灯のガラス部分が水色になっています。きれいですね。そして、中をよく見てみると、網状の布のようなものが見えます。これはマントル(ガスマントル)というもののようです。マントルは電球で例えると、フィラメントの役割をするものです。マントル自体は合成繊維から出来ていて、金属硝酸塩が染み込ませてあります。
ガス灯の光の色は、オレンジ色かなと思っていたのですが、レモン色だという記述がありました。確かに、もっとオレンジ色の照明、他にもありますよね。何れにしても、筆者はガス灯の光が好きです。特に、秋から冬にかけてのガス灯はいいですョ。