美観地区のキジバト(ヤマバト)

pho60

美観地区を歩いていると、すぐ近くにいることがあります。

倉敷アイビースクエア キジバト

キジバト(ヤマバト)です。公園でよく見かけるドバトとは別のハトです。キジバトは在来種で、ドバトは外来種とされています。キジバトの名前の由来は、キジのメスに体色が似ているからなんだそうです。

キジバトは野鳥(人の飼育下にない野生の鳥)です。野鳥は、 鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)により許可なく捕ること、飼うことは禁止されています。 そして、キジバトは狩猟鳥(28種)でもあるようで、ちょっとびっくりしました。

阿智神社 キジバト

阿智神社散策中に見かけました。ゴソゴソと音がしたので発見できました。落ち葉の下に頭を突っ込んでエサ(果実、種子、昆虫、ミミズなど雑食)を探しているようでした。

キジバトは本来、山の中で生活する鳥でしたが、徐々に都市部でも見られるようになりました。野鳥なので ドバトのように近寄ってくることは基本的にはありませんが、美観地区のキジバトはかなり近い位置で見ることが出来たように思います。
つがいでいることが多く、庭木や人工建築物にも巣( 古巣を再利用することもある )を作るみたいです。夫婦で仲良く子育てをするためか、キジバトの巣があると「夫婦円満や家内安全などの幸運を招く」と古くから言われてきたそうですョ。

それにしてもドバトとの扱いの違いは、かなり大きいですよね。