倉敷アイビースクエアの敷地内には池があります。そこには睡蓮が植えられています。錦鯉も泳いでいて、とても風情があります。 そしてこの睡蓮、ただの睡蓮ではありません。モネの睡蓮です!
印象派の巨匠クロード・モネは、フランスの小さな町ジヴェルニーに家をもっていて、そこに見事な庭園を造りました。庭園には睡蓮の池があるのですが、 大原美術館は そこの睡蓮を株分けしてもらいました。そして、その株分けされた大原美術館の睡蓮を、さらに倉敷アイビースクエアが株分けしてもらったということです。
大原美術館の池の睡蓮の現在の様子も紹介したかったのですが、長期休館中なので見ることができませんでした。記憶によると、倉敷アイビースクエアの睡蓮と同じく、黄色とピンク色の花が咲いていたと思います。白色もあったかもしれません。
以前はカメ(アカミミガメ)がたくさんいたように思うのですが、この時はいませんでした。池の上に張られた糸は、鳥よけでしょうか?均等にきっちり張られていました。間隔が結構あるので、大きめの鳥用? ターゲットは美観地区によく飛んで来るアオサギかカラスかもしれませんね。
睡蓮は、大きく分けて、温帯スイレンと熱帯スイレンに分けられるそうです。熱帯スイレンは、色もエキゾチックで、花茎を水面より上に伸ばして花を咲かせる特徴があるようなので、 今回紹介した大原美術館や倉敷アイビースクエアの睡蓮は、温帯スイレンだと思います。
それにしても、温帯スイレンと錦鯉、よく合いますネ。