倉敷駅近くのメジロ

倉敷駅近くを歩いている時、鳥が飛んできました。

2025年2月25日 メジロのつがい

メジロが2羽いました✨ スズメかなと思って見たので、なんだか得した気分でした。そんなに珍しい鳥ではありませんが、見つけたら嬉しい鳥かもしれませんね。メジロはつがいで行動することが多いので、この2羽もきっと夫婦なんだと思います。

倉敷駅前は、マンションやホテル、商業ビルや店舗ビルが多く、比較的緑は少なめです。それでもメジロが飛んでいることにちょっと感動する筆者でした。

2025年2月25日 メジロ

メジロ(目白)はその名の通り、目の周りが白いです。黄緑色の小鳥で、とても奇麗な鳥だと思います。よくウグイスと間違われますよね。ウグイスの方が少しくすんだ色をしていて大きさも一回り大きいです。

メジロの繁殖期は4月~7月で、3個~5個の卵を産むようです。筆者が見た2羽のつがいも、巣の準備に取り掛かっているのかもしれませんね。

メジロは、中部地方以北では渡り鳥なんだそうです。以南では留鳥(年間を通して同じ場所に生息し、季節による移動をしない鳥)として生活しているので、筆者が住む辺りでは普通に見られる小鳥です。

見た目も美しくかわいいメジロは人気も高く、過去には人に飼われることもあったようですね。 平成25年(2013年)度から、愛玩飼養目的のメジロの捕獲は許可しないことになっています。

   

メジロはかわいいです(^.^)

番外編:今も元気に浮き上がるマリモ

6年前に筆者の家へやって来たマリモ(過去記事、番外編:浮き上がるマリモ)。今も元気にしています(^.^)

2025年2月撮影 マリモ

6年前と比べて、大きさはあまり変化していないような…。

時々、透明のもやっとしたもの(水カビ?)がマリモに付着することがあります。そんな時は軟らかい歯ブラシでそっと取ってやります。一番困ったのは、黒いべたっとした藻のようなものがへばりついた時でした。原因は何んなのかしばらく分かりませんでしたが、どうやら『富栄養化』の状態にあったと思われます。水の中のリン酸や窒素化合物が過剰に増加して水の中のバランスが崩れたということのようです。

ここからは筆者の考察です。
空気中には目には見えない色んなものが浮遊していますよね。その浮遊物がマリモの器に落ちて栄養過多になったのではないかと。というのも、それまでマリモはお椀のような形状の器に入れていました。しかも蓋なし。浮遊物が入り放題だったというわけです。多分この考察は当たりのような気がして、蓋のある瓶の容器に早速替えてみました。前出の写真の通り、コルクの蓋がある小さな瓶です。
結果は、大正解👍その後、黒いべったりした藻は現れませんでした。そういえばお土産で売られているマリモは蓋つきの小瓶に入れられていますよね。

筆者のマリモの小瓶の蓋は、あえて、コルクにしました。もちろん、コルクの隙間から空気(酸素)が入るようにです。ピッタリとは閉めずに、ちょっとだけずらしたりもしています。

最近の水換え後の様子です👇

小さな泡が見えます。これは二酸化炭素かなと思っていましたが、どうやら酸素のようですね。

水換え直後にもマリモ表面に気泡がつくことがあります。これは水道水に溶けていた酸素が気泡として姿を現したものです。水温が低いほど多くの酸素が水に溶けこんでいますが、マリモの飼育容器内で水温が高くなったことで溶けきれなくなると気泡となります。

AQUALASSICのHP

しばらく熱帯魚水槽のライトのそばに置いていたら👇

1つ浮きました✨光合成しましたね✨(※マリモの光合成については番外編:浮き上がるマリモをご覧ください。) 夜になり、熱帯魚水槽のライトを消す時間になったので、この日浮いたマリモは1つのみとなりました。

   

次の日の朝は2つとも沈んだ状態でした。ちょっと太陽光を当ててやろうと思って窓のそばに置いていたら👇

仲良く2つとも浮いているではありませんか!浮くまでにそんなに時間はかからなかったと思います。太陽光恐るべしです🌞

なんともかわいい✨ あまり長く窓際に置いていたら、水温が上がってしまうので(※マリモの適温は5℃~25℃で35℃を超えると枯れてしまう。)、20分くらいで日光浴終了。

浮いたり沈んだりとまるで動く生き物のようなマリモ。ファンも多いようで、マリモグッズも販売されています。筆者のマリモ小瓶に入れられている砂利は、ミネラル等が含まれているマリモ用の砂利です。また、液体のマリモの餌も筆者は持っていて、時々数滴与えています。あまりやり過ぎると栄養過多になってしまうので注意が必要です。

少し水に流れがあると大きくなるようなので、川魚水槽(水温が低め、常に水槽内はろ過されているので流れあり。)に移そうかなとちょっと思いましたが、とりあえず、このままにしておこうと思います(^.^)

美観地区のカワセミ

今年の初カワセミです。美観地区の倉敷川沿いを散歩していると、結構な頻度で出会えます。何度見てもその青い姿に感動してしまいます。

2025年1月31日撮影 カワセミ

今回はズボッという音で気が付きました。結構大きなズボッっだったので、カワセミが川へ突っ込む音だとは最初思いませんでした。カワウ(過去記事、美観地区:倉敷川の白鳥とカワウ)がまた来ているのかなと思ったくらいです。よく白鳥とバトルしているエリアだったので余計そう思いました。

2025年1月31日撮影 カワセミ

なんだか大きなカワセミでした。川へ突っ込むシャープなイメージとはほど遠く、ずんぐりむっくりとしたフォルム。ズボッと大きな音を立てるわけですねぇ。と同時に、この鳥はもう幼鳥ではなく成鳥だろうなとも思いました。カワセミの幼鳥と成鳥の違いを調べてみると、足⇒幼鳥は黒で成鳥は赤っぽい胸⇒幼鳥は灰色っぽい色が混ざるが成鳥はきれいな赤茶色、ということでした。やっぱりゴリゴリの成鳥でしたね👍大きいわけです。

2025年1月31日撮影 カワセミ

後ろ姿の蛍光色の青色(水色)はほんとにきれいです✨

このカワセミは、オスなのかメスなのか、それも気になって調べてみました。カワセミの雌雄は、嘴(くちばし)で判断するそうです。全部黒いのがオス、下嘴がオレンジっぽいのがメスなんだそうです。ただ、光の当たり具合で、見え方が色々変化するとのことで、判断は極めて難しいという記述もありました。

筆者が見た今回のカワセミはどうでしょう? 下嘴がオレンジっぽく見えなくもないのですが、確かに微妙ですね。でもまぁ、筆者的にはなんとなくメスのような気がします。このカワセミに対する筆者のプロファイルは、エサ取りの上手い成鳥のメスで、無駄な動きをせず、どっしりと構えて辺りの様子を見ることができるリーダータイプといったところです。肝っ玉母さんになれそうなカワセミです(^.^)

まるまるとしたカワセミを強調してしまいましたが、もしかしたら、寒いときに雀がよく膨らんでいるあれと同じで、羽の中に空気の層を作っているのかもしれませんね。鳥たちがよくやる寒さ対策です。川へ突っ込むわけですから、より早く体を乾かす意味でも膨らむのは有益ですね👍

カワセミをよく見かけるエリアは倉敷川の水源付近です。結構な頻度で見ることができますので、ぜひ、コースに加えて歩いてみるのもいいかもしれませんョ(^.^)

美観地区のツメレンゲの観察

過去記事(2020年元日のツメレンゲ)でも紹介しましたが、筆者はなぜかツメレンゲが好きです。今も観察し続けています。

2024年11月9日撮影 阿智神社南参道鳥居上のツメレンゲ

鳥居の上は日当たりがよく風通しの良い所ですよね。ツメレンゲが好きそうな場所です👍

2024年11月1日撮影 石垣のツメレンゲ

筆者お気に入りの路地で見つけました。手が届く場所に生息していたので、無事でいてくれるか散歩で通る度にドキドキしていました。残念ながら11月下旬頃、跡形もなく突然消えてしまいました。

この路地では、様子の良い雑草を時々見かけます👇

2024年7月25日撮影 エノコログサ

壁の色、エノコログサの葉と穂の部分のバランス等、なんだか風情があるなと思いました。美観地区にある飲食店の壁(漆喰)に、こんな感じの絵が描かれていたような気がします。

美観地区内の倉敷川周辺では、赤色の部分の建物の屋根瓦でよくツメレンゲを見かけます👇

「倉敷川畔美観地区鳥瞰絵図」一部抜粋  倉敷川周辺

こんな感じです👇

2024年11月5日撮影 瓦屋根の上のツメレンゲ

赤色の部分は、建物の西側になります。不思議なことに東側ではあまり見かけません。対岸の屋根も見て回りましたが、筆者は確認できませんでした。日当たり、風通し等、色んな条件が組み合わさって、ツメレンゲは生息しているんだなぁと改めて感心しました。

最近のツメレンゲはこんな感じです👇

2025年1月22日撮影 阿智神社南参道鳥居上のツメレンゲ

茶色く細くなっています。すぐにでも枯れて無くなってしまいそうですが、これがなかなか。この感じのままで居座り続けます。しぶとく頑張るツメレンゲです👍

2024年11月頃にみつけた生き物たち

美観地区内の倉敷川には色んな魚が泳いでいます。過去記事でも紹介しましたが、基本的に在来種です。水量に制限をかけて水深を下げ、ゴミや余分な水草(藻)を撤去する等、川の管理を定期的に行っています。その際、生き物調査も実施されています。

そんな倉敷川をジロジロ見ながら筆者は歩きます。去年の11月に真っ黒な魚がゆらゆら泳いでいるのを見つけました👇

2024年11月頃撮影 黒いナマズ

結構な大きさでした。50~60㎝くらいはあったのではないでしょうか。日本には4種類のナマズがいるようです。ナマズ(別名マナマズ。沖縄諸島などの離島を除く日本全国区各地に生息)、ビワコオオナマズイワトコナマズ(琵琶湖と関連水系のみに生息)、タニガワナマズ(愛知県、長野県、岐阜県、静岡県で確認。新種のナマズとして2018年に命名)です。

ナマズ(マナマズ)以外は生息域が限られているので、筆者が見た黒いナマズは普通のナマズということですね。

次はよく見かけるこの鳥です👇

2024年11月頃撮影 ハクセキレイ

セキレイです。身近なセキレイは3種類いるようです。ほっぺが白いハクセキレイ、ほっぺが黒いセグロセキレイ、おなかが黄色いキセキレイです。筆者が見たセキレイはほっぺが白かったのでハクセキレイですね。このハクセキレイ、筆者がここまで寄って写真が撮れるほど、人慣れしていたように思います。ハクセキレイが全般的に人懐っこいのかもしれませんね(^.^)

そしてこちら。何がいるか分かりますか?👇

2024年11月頃撮影 ヤマトシジミ(蝶)

ガ(蛾)ではありません。シジミチョウの仲間、ヤマトシジミです。普通に見られるチョウの1つです。裏面は灰白色なので、ガっぽいです。○○シジミと呼ばれるチョウは何種類もいます。中にはほとんどガにしか見えないものもいます。チョウ目シジミチョウ科の中では、ヤマトシジミは奇麗な方ではないでしょうか。

美観地区ではありませんが、岡山市北区の畑で見つけたシジミチョウ👇

2024年11月頃撮影 ベニシジミ

季節外れのヒマワリにとまっています。分るでしょうか?オレンジ色のチョウなんですが、これもガっぽいですねぇ。

      

特に珍しい生き物たちではありませんが、なかなか良いものだと筆者は思っています(^.^)